時短勤務のパート看護師で働く職場の探し方|子持ちナースが解説

時短勤務のパート看護師で働く職場の探し方

看護師の働き方は様々ですが、時短勤務のパートで働いている方もいらっしゃいます。

保育園のお迎えに間に合うように時短勤務のパートができる職場が希望です!

家族の介護のために時短のパートで働けると助かります。職場はどうやって探したらいいですか?


そのようにお考えでしょう。
時短勤務のパートで働きたい看護師さんは多いのですが、医療機関の募集は少ないため、求人を探すのは簡単ではありません。

そこで今回は、時短勤務のパート看護師で働く職場の探し方を解説します!
本記事のポイントは以下の通り。

  • 時短勤務のパートで働きやすい職場
  • 時短勤務のパートで働く職場の探し方
  • 看護師が時短のパートで働く理由

この記事をお読みになると、時短パートで働きやすい訪問看護や介護施設の職場を見つけられますよ。

私の職務経歴

2007年4月よりケアミックス型病院、急性期病棟に入職。2年半後妊娠・結婚をきっかけに、回復期リハビリ病棟へ異動。2020年3月退職し、同年5月より介護福祉施設で時短パートで勤務中。

現在、時短勤務のパートで働いている、子持ちナースがお伝えします。

私の看護師免許証です
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時短勤務のパートで働きやすい職場

まずここで、時短勤務のパートで働きやすい職場についてお話します。

訪問看護

訪問看護は、時短勤務のパートで働くにはとても良いです。

訪問先の数を調整できるから。
訪問看護はママさん看護師が多いため、「お互いさま精神」があり必要以上に気を遣いません。

訪問件数は1日4~5件が基本ですが、その件数を2~3件に調整してもらうことで時短勤務のパートができます。

周囲の人より早く帰ることになりますが、理解を得られやすい環境のためスムーズに退勤できます。

介護施設

介護施設も時短勤務パートで働きやすい職場の一つです。
なぜなら看護師の業務が病院より少ないからです。

介護施設での看護師の業務は入居者の健康管理(バイタルサインチェック、内服サポート)がメインになります。

病院では身の回りの生活介助も看護師が行うことが多いですが、介護施設では介護士がメインで行います。

そのため残業が少なく、体力的な負担が少ないため時短勤務のパートでも働きやすいのです。

看護師が時短勤務のパートで働く職場の探し方

ここでは時短勤務のパートで働く職場の探し方を解説します。

転職サイトを利用する

時短勤務のパートを探すなら、転職サイトを利用すると良いです。
理由は以下の通り。

  • 入職後のミスマッチを防げる
  • 求人を見つけやすい

このあと、それぞれ解説します。

入職後のミスマッチを防げる

そもそも残業ができないから、時短勤務のパートをするのです。
例えば、ネット検索で時短勤務パートの求人を自分で見つけ、働くことになったとしましょう。

実際働くと確かに時短勤務パートで契約したのに、終業時間になっても帰れないということがありえます。
私は以前、自分で見つけた求人に直接応募した際、それに近いことがありました。

では、初めから転職サイトを利用した場合はどうか。
「この時短勤務パートのお仕事は残業がありますか?」と事前に担当者へ尋ねることができます。

時短勤務のパート求人に応募する前に、転職サイト経由で残業の有無を確認しておけば、入職後のミスマッチを防げます。

つまり、第三者を交え残業の有無をしっかり確認したうえで応募できる点に転職サイトを利用する価値があるのです。

求人を見つけやすい

時短勤務のパート求人は、ネット検索して自力で探すより転職サイトに探してもらう方が見つけやすいですよ。

私の場合、自分で探しても時短勤務パート可能という求人が見つからなかったんです。


ネット検索で得た自宅近くの求人は、常勤やフルタイムパートばかりで、自分の希望に合わない条件ばかりでした。
また病院などのホームページをみても時短勤務パートで働ける情報はどこにもありませんでした。

そこで、自力で探すのをあきらめて転職サイトに登録。
すぐに転職サイトの担当者から連絡がありました。
担当さんに勤務日数や終業時間、自宅からの距離などの希望を伝えたところ、条件に合いそうな求人を5つほど提示してくれました。

私が何時間かけても探せなかった、時短勤務のパート求人をいとも簡単に5つも探してこられた担当さんに脱帽です。

求人の紹介はすべて電話でのやり取りでしたが、1つ1つ丁寧に説明してくれました。

お分かりのように、転職サイトを利用することで、時短勤務のパート求人を見つけやすくなり、自分の時間を無駄にしなくて済みますよ。

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友人知人から紹介してもらう

時短勤務のパートで働ける職場は、友人知人から紹介してもらうのも有効な手段です。
なぜなら、医療機関で働いている友人知人から職場へあらかじめ自分のことを話してもらうと、面接で時短勤務の希望も話しやすくなるからです。

例えば友人が働いている職場への就職を考えましょう。
しかしその職場の求人情報では時短勤務パート可能という情報がなかったらどうしますか。

その場合は、友人から職場へ時短勤務パートで働きたい旨をあらかじめ伝えてもらいましょう。
そうすれば、時短勤務パート希望者という前置きで面接を受けられるのでスムーズに交渉できますよ。

友人知人からの紹介なら、勤務条件を柔軟に考えてくれる医療機関もあります。
時短勤務のパートを探すには、友人知人からの紹介も有力な方法です。

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時短勤務のパートを探した体験談

私の場合、転職サイトに登録してキャリアアドバイザーさんに時短勤務のパートをいくつか探してもらいました。
そのほとんどは訪問看護で、すぐに決断ができませんでした
なぜかと言うと、私は訪問看護が未経験だったから。
また勤務先が遠かったことも踏みきれなかった要因です。

どうしようか悩んでいた時、介護施設で働く友人から看護師が足りなくて募集をしていると聞きました。
幸いにも自宅から徒歩で通勤できるところだったため事前に友人が職場へ私の話をしてくれて、私自身も電話で予定を組み面接へ行きました。

友人から話を聞いていた看護部長さんはとても子育てママに理解のある方で、時短で働きたい私の想いを親身に聞いてくれました。
結果、採用が決まり現在も時短勤務のパートで働いています。

子供の行事があればその前後で仕事をし、子供の体調不良での急な休みでも柔軟な対応をしてくれます。
良い職場を紹介してくれた友人にはとても感謝しています。

あなたは今まで、行動していたら不思議と道が開けることってなかったですか?
世の中、どこにご縁があるか分からないものです。

転職サイトで時短勤務のパートを探しつつ、周囲にも声を掛けてみてくださいね。

転職サイトと友人知人の紹介を併用することで、きっとあなたに合った職場が見つかりますよ。

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看護師が時短勤務のパートで働きたい理由

ここでは、看護師が時短勤務のパートで働きたい理由について解説します。

家庭の時間を大切にしたい

看護師が時短勤務のパートで働きたいのは、家庭の時間を大切にしたいから。
なぜなら、家庭には関わってあげるべき子供がいるからです。

例えば、子供の習い事の送迎のために時短勤務にするとしましょう。
そうすると、より子供と色んな話ができます。

学校のこと、友達のことなど、食事の時は家族みんないて話しにくいことが2人なら話しやすいこともあります。
たった少しの時間でも子供にとっては自分の話を聞いてくれたと思える時間になります。

また親も最近の様子を知ることができます。
家庭での子供との時間を大切にするために、時短勤務のパートで働きたい看護師は一定数いるのです。

子供には寂しい思いをさせてしまった」と後悔するママナースが後を絶ちません。

子供はすぐに親離れします。一緒に居られる「今」を大切にしてください。

自分の時間を持ちたい

自分の時間を持つことも大切です。
なぜなら、仕事ばかりでは自分を見失ってしまうからです。

例えば、9時から15時までの時短勤務パートで働いたとしましょう。
仕事を終えて帰ったら家事ができます。

早く家事を行うことで夜の時間を自由に使うことができます。
ゆっくりお風呂に入ったり、早めに寝たりも。

また早く終わってから美容院に行ったりすることもできますよね。
このように自分の時間を持つことで心身共にリフレッシュできるんです。

一人の女性として、自分の時間を持ちたいと思うことは自然なことだと思いますが、いかがでしょうか。

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時短勤務のパート看護師で働く職場の探し方まとめ

看護師が時短勤務のパートを探す方法を中心にお伝えしました。
最後に記事をまとめます。

記事のまとめ
  • 時短勤務パート求人の職場は、訪問看護や介護施設が多い
  • 時短勤務のパートを探すなら「転職サイト」「友人知人からの紹介」がおすすめ
  • 看護師が時短勤務のパートで働きたいのは「家庭の時間を大切にしたい」「自分の時間を持ちたい」から

ワークライフバランスを取りながら働きたい看護師のあなたは、本記事を参考に時短勤務のパートを探してみてくださいね!

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