助産師が転職先を探す方法5選|病院以外の求人を探すコツも伝授!

助産師の転職方法

助産師として転職する際の職場探しは、そうそう簡単ではありません。
なぜなら、看護師と比べると助産師の求人数はきわめて少ないからです。

助産師って病院以外にどんな職場で働けますか?

助産師が転職先を探す方法を教えてください。

いざ転職を考えると、わからないことばかりで悩みが尽きないですよね。
そこで本記事では、助産師として転職する際の職場選びと転職先の探し方を解説します!

私の職務経歴
  • 助産師として10年以上勤務
  • 総合病院、個人病院、クリニック勤務を経験
  • 現在は海外で看護師として働けるよう奮闘中

記事をお読みになると、助産師転職のコツが理解できるので、きっと希望の転職が実現できますよ。
病院以外の求人を探すコツも伝授しますのでお見逃しなく!

2回の転職経験がある助産師の私が体験談を交えお伝えします。

私の看護師免許証です
タップできる目次

助産師が転職先を探す方法5選

ここでは、助産師が転職先を探す5つの方法を以下の通りご紹介します。

このあと、それぞれ解説します。

医療機関のホームページ

規模が大きめの総合病院や、採用に積極的な個人病院などは、助産師の求人をホームページで確認できます
看護師募集と書かれていても、助産師が含まれていることもあります。
ホームページをチェックする際は注意してみてください。

助産所の求人募集は、そもそもの規模が小さいため多くはありません
ただ、定期的にホームページをチェックしていると募集がでることもあります。
気になる助産所があるなら、確認してみて損はないですよ。

ホームページ確認の際のポイントは以下の通り。

  • 分娩件数
  • フリースタイル出産実施の有無
  • 帝王切開率
  • 夜勤帯の配置人数
  • 母乳育児実施率
  • NICUの有無
  • 地域との連携

福利厚生や勤務条件など一般的なことはもちろん、助産師の転職には上記の記載があれば必ず確認しましょう。

あなたが働く職場として譲れないポイントはなんですか?

私は、お産の経験をもっと積みたくて分娩件数の多いところに転職しました。
夜勤帯の人数配置が少なすぎて、大変な思いもしましたが後悔はしていません。

ハローワークインターネットサービス

ハローワークインターネットサービスは、無料で全国各地の求人情報を検索できます。
スマホでも検索可能なので、隙間時間に手軽に利用できますよ。

ただし、すべて無料で便利ですが、助産師の求人情報はそれほど多くないのが現状です。
ハローワークインターネットサービスで実際に職業を助産師に絞って検索してみると、看護師や保健師に比べて求人数が非常に少ないことが分かります。

ハローワークインターネットサービスは、求人の大半を個人病院やクリニックが占めています
個人クリニックや個人病院で、じっくり患者さんにかかわりたいなら利用してみると良いでしょう。

eナースセンター

ナースセンターは都道府県看護協会が運営する、職業紹介サービスです。
eナースセンターはそれをインターネット上で利用できるようにしたものですね。

助産師が転職先を探す際の手段としても有効です。
良い点は以下の2点。

  • 求人範囲が広い ※助産所や学校職員の募集もある
  • 自動マッチングサービスがある ※希望条件に合う求人があればメールで知らせしてくれる

ただ、求人母体数はそれほど多くないのが難点です。
助産所に絞って検索しても、地域によっては求人0ということも。

他の探し方と並行しながら、活用するのがおすすめです。

関連記事 eナースセンターの評判は?登録前にメリット・デメリットを要確認!

助産師同士のネットワーク

転職先を探す際に、助産師同士のネットワークは非常に大切になってきます。
その理由は二つ。

  • 規模の違う医療機関の情報が得られ、広い視野をもって転職活動ができる
  • 助産所や個人クリニックに転職希望なら、人づての紹介が有効だから

助産師として働くあなたにも、以下のような経験があるのではないでしょうか。

  • オープンシステムを利用して、助産所の助産師が病院でお産を介助
  • 個人病院では対応しきれない緊急性の高い患者を、総合病院に搬送
  • 個人クリニック同士での緊急時の協力
  • 不妊治療後の妊婦さんの、病院やクリニックへの紹介
  • 産後気になる母児の地域サポートを保健センターに依頼
  • 産科の学生による病院、助産院実習

このように、一つの場所で働いていていも、他の場所で働く助産師と交流する機会は、必ずでてきます。
そのため、自然と医療機関の評判やそこで働く人の情報も入ってくるんです。

私が勤務しているときもそうでした。
特に個人クリニックに勤めている時に感じましたね。

そもそも、ある程度大規模な医療機関で働いた経験をもつ助産師が多かったせいもあると思います。
ドクターの情報、直近で起きた医療ミス、師長の人柄など得られる情報は多岐に渡りました。

他所で働く助産師の情報は、転職先を探す際に有効な手段になります。

また、個人のクリニックや助産所へ転職を希望している場合にも有利に働きます。
こういった募集先は規模が小さいため、募集がなかなかなかったり、出てもすぐに埋まってしまうんですよね。

もし、知り合いがすでにそこで働いていたり、つてがあればラッキー。
助産師会の研修・セミナーは、助産師同士のネットワークを広げるチャンスになるので、積極的に参加すると良いです。

コツコツとネットワークを広げることで、転職のチャンスが広がっていきますよ。

転職サイト

私は助産師として総合病院、個人病院、個人クリニックで勤務した経験があります。

私は過去二回の転職を経験していますが、その2回とも転職サイトを利用しました。

ただし、助産師転職のみに特化した転職サイトというのは存在しません。
例えば、看護roo!、レバウェル看護(旧 看護のお仕事)、マイナビ看護師、etc…。
公式サイトを見ると、すべて看護師が主なターゲット層となっているのがわかります。

その中で、助産師転職に強い転職サイトを探す近道はズバリ!
助産師の求人数の多さです。
そもそも母体として助産師求人が多いサイトを利用すれば、より良い条件の転職先にたどりつける可能性が高くなります。

私は看護roo!マイナビ看護師を利用しましたが、どちらも10件以上紹介してもらいました。

転職サイトの多くは、助産師に絞ってどれだけ求人数があるか調べられますよ。
また、転職サイトに登録をすると条件や待遇が良い非公開求人も含めて求人を探せます

助産師の求人数が多い代表的な転職サイトは以下の通り。

転職サイト特徴助産師求人数
看護師が利用している転職サイトNo.1678件
紹介案件の質でNo.1936件
5年連続認知度No.1835件
(2022年6月30日時点)

看護roo!|安心のサポート体制あり

求人の質 4.23
サポート力 4.49
条件交渉力 4.46
転職成功率 4.50
看護roo!の特徴
  • 5万件以上の求人を保有しており、全国をカバーしている。特に関東・東海・関西の求人層が厚い
  • 履歴書添削が丁寧で面接練習にも力を入れている。初めての転職でも安心のサポート体制
  • 1人の担当者が看護師と医療機関の双方をサポートするため、マッチングの精度が高い
公開求人数61,791件
職種正看護師、准看護師、保健師、助産師
働き方常勤、パート(非常勤)、契約社員
施設形態一般病院、療養型病院、クリニック、訪問看護、介護施設、健診センターなど
拠点東京、大阪、名古屋、横浜、神戸
運営会社株式会社クイック(東証プライム上場)
プライバシーマーク取得済み
(2022年9月18日時点)

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レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|キャリア相談にも乗ってくれる

求人の質 3.71
サポート力 4.25
条件交渉力 4.10
転職成功率 4.65
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
  • 紹介案件の質でNo.1を獲得! ※2022年オリコン調査より
  • 職場のリアルな情報を事前に教えてくれるため、転職後のミスマッチが少ない
  • 友達にすすめたいランキングNo.1に選ばれたこともあり、サポートの満足度が高い
公開求人数138,109件
職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
働き方常勤(夜勤あり)、日勤常勤、夜勤専従、非常勤
施設形態病院、クリニック、介護施設、訪問看護 、検診センター
拠点東京、大阪、名古屋、埼玉、千葉、横浜、札幌、福岡、京都、広島
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
プライバシーマーク取得済み
(2022年9月18日時点)

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マイナビ看護師|看護師の認知度No.1

求人の質 3.40
サポート力 3.86
条件交渉力 3.30
転職成功率 4.40
マイナビ看護師の特徴
  1. 治験関連企業など病院以外の求人にも強みがある
  2. 全国25か所に相談会場があり、休日相談もできる
  3. 認知度が高い株式会社マイナビが運営しており安心感がある
公開求人数54,503件
職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、CRC
働き方常勤(夜勤あり)、日勤常勤、夜勤専従
施設形態病院、クリニック、美容クリニック、介護施設、訪問看護 、治験関連企業、保育施設、一般企業
拠点全国25拠点
運営会社株式会社マイナビ
プライバシーマーク取得済み
(2022年9月18日時点)

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助産師の転職先4つとおすすめの探し方

助産師が活躍できる場所は、多岐に渡ります。

全体の約60%は病院に集中していますが、病院以外にも診療所や助産所、看護学校、市区町村でも助産師が活躍していますよ。(以下の円グラフ参照)

助産師の就業場所の割合

(参考:助産師の就業者数|厚生労働省医政局看護課調べ(令和元年)

ここでは、助産師の主な転職先と、それぞれにおすすめの探し方をご紹介します。
病院以外の求人を探すコツもお伝えしますね!

総合病院

総合病院への転職は以下の助産師が向いています。

総合病院に向いている助産師
  • ハイリスクな妊娠、分娩への対応を学びたい
  • 最先端の知識を得ながら働きたい
  • 産科に限らず、婦人科、NICUでも働きたい
  • 学生指導に関わりたい

総合病院を希望する助産師なら、まずは病院のホームページを確認するのがおすすめ。

4月入職者を募集していることが多いですが、中途で助産師採用をしている場合もあります。

採用に積極的な病院ほど、勤務形態や福利厚生、応募要件などを詳細に掲載しているところが多いです。
また、アドバンス助産師(※)になるためのサポートがある病院ならさらにお勧めですね。

(※)日本助産評価機構が行う、助産師のスキル認定のうち、CloCMiP(クリニカルラダー)レベルIIIの認証を得れば、アドバンス助産師として認定されます。

アドバンス助産師は、自律的にさまざまな助産ケアを提供できる証明となります。
研修を受講したり、分娩件数の証明だったり、手続きが結構煩雑なので職場のサポートがあるに越したことはありません。

また、すでにアドバンス助産師として認定されている方でも、病院によっては給与面にプラスされることがあるので、そちらも要チェック!

ところで、病院のホームページと並行して、転職サイトの活用もすべきです。

人気のある求人や、条件のいい求人は非公開求人となっていることが多いから。

転職サイトを利用する際は、譲れないポイントを明確に伝えてください。
特に総合病院は、病院の方針や状況によって他科に配属になるケースもあります。

産科希望で入ったのに婦人科やNICUにまわされた」なんて話も聞くので。
直接応募でも転職サイトを利用する場合でも、募集要項は入念に確認してください。

なお、総合病院への転職の際に利用したい転職サイトは以下の通り。

看護roo!|安心のサポート体制あり

求人の質 4.23
サポート力 4.49
条件交渉力 4.46
転職成功率 4.50
看護roo!の特徴
  • 助産師求人は、常勤(2交代・3交代)、日勤常勤、パートなど幅広い
  • 履歴書添削が丁寧で面接練習にも力を入れている。初めての転職でも安心のサポート体制
  • 1人の担当者が看護師と医療機関の双方をサポートするため、マッチングの精度が高い

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レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|キャリア相談にも乗ってくれる

求人の質 3.71
サポート力 4.25
条件交渉力 4.10
転職成功率 4.65
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
  • 紹介案件の質でNo.1を獲得! ※2022年オリコン調査より
  • 助産師は、常勤(夜勤あり)が多く高給与の求人が多い
  • 友達にすすめたいランキングNo.1に選ばれたこともあり、サポートの満足度が高い

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マイナビ看護師|看護師の認知度No.1

求人の質 3.40
サポート力 3.86
条件交渉力 3.30
転職成功率 4.40
マイナビ看護師の特徴
  1. 助産師求人は、福利厚生が充実した求人が多い
  2. 全国25か所に相談会場があり、休日相談もできる
  3. 認知度が高い株式会社マイナビが運営しており安心感がある

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個人病院・クリニック

個人病院・クリニックへの転職は以下の助産師が向いています。

個人病院・クリニックに向いている助産師
  • ゆっくりと患者さんにかかわりたい
  • ローリスクな分娩に多く関わりたい
  • アットホームな環境で働きたい

個人クリニックや個人病院は、転職サイトの利用がおすすめです。

私も転職サイト経由で、個人病院、個人クリニックに転職しました。

大手転職サイトであれば、求人の数はそれなりに見込めます。
数十件の候補のなかから比較、検討できるので効率よく転職活動を進められるでしょう。

また、転職サイトと並行して利用したいのは、ホームページ、ハローワークですね。

採用に積極的な場合や、急に人手が必要になった場合は、ホームページ上に募集が掲載されることがあります。
ハローワークにある求人の多くを占めるのも、個人病院やクリニックなので、検索してみるだけでも損はないでしょう。

なお、個人病院・クリニックにおすすめな転職サイトは以下の通り。

看護roo!|安心のサポート体制あり

求人の質 4.23
サポート力 4.49
条件交渉力 4.46
転職成功率 4.50
看護roo!の特徴
  • 助産師求人は、常勤(2交代・3交代)、日勤常勤、パートなど幅広い
  • 履歴書添削が丁寧で面接練習にも力を入れている。初めての転職でも安心のサポート体制
  • 1人の担当者が看護師と医療機関の双方をサポートするため、マッチングの精度が高い

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ナースではたらこ|子持ち看護師を応援している

求人の質 3.52
サポート力 3.80
条件交渉力 3.80
転職成功率 4.32
ナースではたらこの特徴
  • 希望病院の求人が出ていなくても、応募できるよう交渉してくれる「逆指名制度」がある
  • ブランクのある看護師の職場復帰を積極的に支援している
  • 託児所付き」「産休・育児実績あり」の求人が人気となっている
公開求人数95,125件
職種正看護師 、准看護師 、助産師 、保健師
働き方常勤(夜勤あり、日勤のみ、夜勤のみ)、契約社員、非常勤
施設形態病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業など
拠点東京、名古屋、大阪、福岡
運営会社ディップ株式会社(東証プライム上場)
プライバシーマーク取得済み
(2022年9月18日時点)

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助産所

助産所への転職は以下の助産師が向いています。

助産所に向いている助産師
  • 助産師としてより自律した活動がしたい
  • 将来開業を考えている
  • 熟練した助産師の技を習得したい
  • 急変時の対応方法を学びたい

規模が小さいので、なかなか求人情報をみつけることが難しいのが、助産所です。

ホームページなどに求人情報がなければ、直接電話やメールで問い合わせるのが確実。
メディア媒体で募集していなくても、意外と空きがあったりするものです。

助産師会によっては、助産所研修制度を実施しているので、参加してみると良いですよ。
助産師会は、地域で働く助産師が主体となって運営していることが多いです。

そのため、助産師会主催の勉強会に積極的に参加するだけでも、ネットワークを広げるチャンスになるでしょう。

助産所への転職は、助産師同士のネットワークが一番有利に働くので、日頃からいろいろな助産師と交流を持つことをお勧めします。

地域(保健所・保健センター)

ここでは、地域看護で活躍できる職場(以下「地域」という)として、保健所・保健センターを挙げます。
地域(保健所・保健センター)への転職は以下の助産師が向いています。

地域に向いている助産師
  • 住んでいる地域に貢献したい
  • 周産期以外にも長期的な母子支援をしたい
  • 安定した職場環境を求める方
  • デスクワークが得意

助産所と同様に、とても求人を見つけづらいのが地域で働きたい場合です。
そもそも助産師募集というよりも、保健師としての募集が多いのも特徴ですね。

地域の転職先を探す方法としては主に以下の二つ。

  • 県や市区町村のホームページをまめに確認する
  • eナースセンターを活用する

eナースセンターを活用すると、保健所や保健センターも含めた検索が可能です。
ヒット数がすごく多いというわけではないので、自治体のホームページからの情報収集と並行してみるのが良いでしょう。

いずれにしても地域への転職は、病院へ転職するのと比べ狭き門と言わざるを得ません。
ただ、医療機関で働いていると、例えば以下のようなことで地域と関わることはありませんか。

  • 1カ月健診でママの精神状態が心配(産後うつ疑い)で保健所へ連絡
  • 妊娠期も含め経済状況が心配な家庭の継続フォローを依頼
  • 児の体重増加が思わしくなく、家庭訪問をお願いしたい場合

こういう機会に、保健センターや保健所のスタッフとつながりを持っておくと、いつかご縁があるかもしれませんよ。
競争率は高いですが、転職サイト経由で保健センターや保健所を探すなら唯一、マイナビ看護師がおすすめです。

マイナビ看護師|看護師の認知度No.1

求人の質 3.40
サポート力 3.86
条件交渉力 3.30
転職成功率 4.40
マイナビ看護師の特徴
  1. なかなか無い保健所・保健センターの求人がある
  2. 全国25か所に相談会場があり、休日相談もできる
  3. 認知度が高い株式会社マイナビが運営しており安心感がある

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助産師である私の転職体験談


ここでは、助産師である私が経験した、実際の転職体験をお話しします。

総合病院から個人クリニックへ

助産師としてはよくあるパターンですが、私ももれなく、最初は総合病院へ入職しました。
三交代勤務、ハイリスク妊娠、ハイリスク分娩、頻回の研修や勉強会、かなり忙しくストレスフルな日々でした。

学ぶことは確かに多かったです。
先輩もいい人が多かったので、ストレスも多い中なんとか皆で協力しながら働いていたように記憶しています。

転職を考えだしたきっかけは、まず体調を壊したこと。
その頃から、クリニックや個人で活動している助産師の存在が気になるようになりました。

総合病院はとにかく忙しいので、長期入院している方は別として、妊婦さん一人ひとりとゆっくり関わるなんてことはあまりできません。

加えて異常分娩も多いため、常に医師の判断を仰ぐ必要がでてきます。
赤ちゃんの数が多いので、母乳率もあまり上がらず、ミルクはがんがん足さざるをえない状況。

個人で活動する助産師や、別の場所で働く助産師の話を聞く中で、自分の看護感と照らし合わせると、いろいろなことに疑問を感じ始めました。
体調面も、この勤務体制で続けることが難しいと感じ、転職活動へ至ります。

最初に利用した転職サイトはマイナビ看護師でした。


担当は男性で、入職までその方に最後までお世話になりました。
私が伝えた希望は以下の通り。

  • 分娩件数(月50件以下)
  • スタッフの人間関係が良いこと
  • 二交代制
  • 母乳率が高い

候補は10件以上貰いましたが、結局一件目に面接に行ったところに決めてしまいました。
決め手は、面接に対応してくれた院長や助産師の方の印象が良かったこと、希望条件にほぼ合致していたことですね。

その後長期に努めることになるので、いいクリニックを紹介して貰ったのだと思います。
印象深い経験を多く積めたのも、このクリニックでした。

個人クリニックから個人病院へ

二回目の転職を考えるようになったのは、ひとえに新たな経験を積みたくなったからです。
クリニック勤務に特に不満があったわけではありません。

ただもう少し、分娩の経験を積みたかったのが大きいですね。

再度転職サイトに登録し、転職活動開始。
並行して、自分でもホームページや知り合いから情報を仕入れました。

転職サイトでは、出した希望に大きく外れた医療機関を紹介されることはなかったです。
また、担当者が希望の医療機関に直接コンタクトをとってくれたのは有難かったですね。

この時は、面接に3~4件出向きました。
条件は合っていても、雰囲気やそこで働くスタッフの様子などが気になった医療機関はお断りしました。

こういった経緯の後、転職を果たしますが後悔が一つ。
もう少し口コミなどのリサーチをしておくべきだったと。

なぜかと言うと、ドクターの患者さん対応に疑問を覚えることが何度かあったからです。
患者さんへの説明内容が簡潔すぎるのと、言い方が厳しすぎるんですよね。

泣き出してしまう患者さんもいたりして。
仕事のうちではあるんですが、そのフォローが結構大変だったんです。

口コミなんかをもっとリサーチしておいたら、そういった評判も知っておけたのではないかなと思います。
なかなか難しいですが、次回転職するなら内部情報をもっと探っておきたいですね。

助産師の転職方法のまとめ

今回紹介したように、助産師として活躍できる場所はさまざまありますし、求人の探し方もいろいろです。
助産師の転職先とおすすめの探し方をまとめます。

助産師の転職先おすすめの探し方
総合病院病院のホームページ
転職サイト
個人病院・クリニック転職サイト
ハローワーク
病院・クリニックのホームページ
助産所助産所のホームページ
助産師同士のネットワーク
地域(保健所・保健センター)自治体のホームページ
eナースセンター
助産師の転職先とおすすめの探し方

病院以外への転職を希望する助産師は、日ごろから助産師同士で交流しておくのがおすすめ。
病院以外の求人情報を得るきっかけとなりますよ。

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